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当たり前の危うさ

当たり前の危うさ

オーナー通信 No.15
 今朝も目が覚めました、今日も皆さんのために働くぞと思いました。そこでふと、昨夜明日の予定を決めて寝床についたものの、朝、目が覚めることがなく亡くなっている方がどの位いるのだろうと考えました。何気なく息をして、心臓も止まること無く目が覚める事が出来たことのありがたさを考えたことが有りますか? 人類は進歩を続けて来て、より良い生活を送ることが出来るようになってきました、戦国時代の殿様より携帯電話を持つ今の小学生の方が情報量は多いでしょうし、秀吉だってエレベーターがあれば大阪城の天守閣にもっと楽に上れたろうに、etc.  人は進化して生きていく上での不便さ、不具合を解消して便利な世の中にしてきましたが、例えば食卓での朝ごはんに玉子かけご飯を食べるにも、お米作り、卵採取から、そこから運ぶ人がいて、誰かに作られた食器に盛られて、誰かに作られたお箸と共に食卓に出てくるまでに一体どれだけの人の手を経て手間がかけられているかを考えると、決して簡単な食事ではなく、お金を出せば食べられて当然と考えることも非常に不遜な考えだと思われます。毎日暮らす中で当たり前のことなど爪の先ほどもありません、世の中一人では決して生きていないし生きていけないと感じる瞬間です、皆様に感謝。

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