年初に寄せて
年初に寄せて
オーナー通信 No.41
皆様、新年明けましておめでとうございます。本年が皆様にとってより良い年であるように祈っております。さて、昨年からのコロナ禍が未だに続いている状況ではありますが、年末年始色々感じる事もありまして。
自分は1955年生まれ、昨年無事65歳の高齢者の仲間入りを果たしました。我々の生まれた昭和30年代は戦争からの復興が一段落し、高度成長の右肩上がりの経済状況から、1990年代のバブル崩壊以降のデフレ時代に変わり、時代は昭和から平成、令和、世紀も20世紀から21世紀に変わり、2011年に東北大震災、2020年にコロナ蔓延と、戦争さえ経験してませんが大規模な変化を経験する人生となっております。自分自身も大学受験に落ちたり、アキレス腱を切ったり、会社が倒産したり、ストレス性で糖尿病になって入院したり、倒れて救急車を呼ばれたのが3回と、中々楽しませてもらっています。 仕事も前職が20000人を越す大企業から、12人を擁する小企業経営と変化があると言えばあるのかなあ？ 何しろその時その時で一生懸命なので終わってみればなのですが。
さて、その変化の中で感じているのが、物から人へのシフトです。21世紀に入りじわじわと押し寄せる波を感じつつ、このコロナ禍で一気に生活様式が変化してきました。仕事って何？、会社って何？、何が一番大切？ 本当に必要な物、事って何？etc. その結果としての、自分て何？ 情報は自分で求めれば手に入り、家族は近くにいても仕事は出来、物は配達され、顔を合わさなくとも生活できる。今迄この世に絶対無ければならないと思われていたシステムが、音を立てて崩れて行くようにも思えました。逆に個で生活する分、人に対するコミュニケーション能力や人間的魅力などが強調されてくるように思いますので、デイサービスという対面サービスは、その能力に磨きをかける絶好の仕事場であると私は認識しております。
つらつらと駄文長文失礼しました、この正月は、久々に緊張感もなくゆったりと過ごさせてもらっています。さて、もう少しで仕事始めです、気分一新今年も張り切って仕事を楽しませてもらいますので、今年もよろしくお願いいたします。
