可能性の追求
2017.05.01
カテゴリ:オーナー通信
可能性の追求
オーナー通信 No.17
先週コンサートが終わりました、コンサートが終わるといつも感じ、考える事が、人間の可能性はどこまであるのかということです。介護事業ということで、失礼ながら健常な高齢者ではなく、何かしらの不具合を感じて生活をされている方をお預かりしています。その方たちが例えば、歌に関して言えば幾つになっても上達していきます、決して若くはないので進むペースは遅くても、若い人の2倍3倍掛かっても進んでいきます。以前『馬鹿の壁』という本を出された大学の先生がいらっしゃいましたが、小さい時から言われ続けて来た『ダメの壁』を自分で破ることが必要なのかなと思います。幸い自分自身は比較的自由に育てられたので壁を意識せず行動に移せるのですが、何かをやる時に失敗することを先に考えてしまい、どうせ失敗してしまうからと先にブレーキをかけて行動に移せない、ダメの壁が無ければ人間は無限に発達していくのではないかと御利用者様を見ていると感じます。まずやってみて失敗でなく何が良くなかったがわかる、やってみなければその先の事が判らない、間違いが判れば恥ずかしいではなくてただ修正すればよいだけの事と考えています。さて今日も皆様を励まし、壁を壊しに行って来ます。