最近の脳科学
2017.11.26
カテゴリ:オーナー通信
最近の脳科学
オーナー通信 No.27
最近の脳科学で分かってきたことで興味が湧いたのは、脳が膨大な記憶を持っていて、例えば痛みに対する記憶があると、その患部が治っていても脳は痛みの記憶を出して防御する作用があるというような話でした。人類の遠い祖先から幾多の試練を乗り越え、記憶して次の世代へ繋げることで現代人までたどり着いたとすると、自然災害や病気など生命を危うくする危険から身を守る術を記憶していることもあり得る事と思いますし、逆に脳の記憶から必要以上に心配をする事もあり得るのではないかと思います。高齢者の方に多い腰痛など明らかに怪我があれば別ですが、その日によって痛みの調子が違う?これはひょっとしたら脳が過剰防衛のシグナルを出しているのではないか、所謂、”病は気から”の格言はこういう事なのかと思う今日この頃です。将来的にAI(人工知能)に人間が支配される時代が来るなどというSFチックな話もありますが、その前に自分の脳に騙されないように、健康シグナルを出し中畑選手(元巨人 古いですが)のように常に絶好調と言い続けていれば逆に健康モードのスイッチが入り続けていくのではないかと思い、自分自身で実験してみようかと考えています。