音楽療法のデイサービスセンター 桃華 へようこそ

人の時代へ

オーナー通信　No.33
　酷暑の毎日が続きます、夏は危険なので外へ出ないようにという時代になるとは自分の子供の頃には考えられなかったことです。このようなことを含め、21世紀になり今迄とは何か違った世の中の空気感が出てきたように思えます。所謂霞が関のエリートと言われてきた方々の不正や、名門大学運動部の絶対的な支配によるトラブル、片や青山学院大学の箱根駅伝での活躍や、坊主頭でない高校球児の甲子園出場等、情報化が進み誰でも情報を発信できる世の中は、今まで隠してきたこと表に出してほしくない事をいとも簡単に世界中に発信しますし、その分悪い慣習や今迄おかしいと思って来たが修正できなかったことも知るチャンスを与えてくれます。日本中のいろいろな場所、立場で様々な問題となって表出されてきたことも、どんな立場の人でも考えることは所詮人間なのねと考えてしまいます。そういった意味で会社、組織というより個人、人の時代になってきたのだなと感じます。より他人のことを認めて一緒に楽しく向上する方向でないとこれからは通用しない、”自分だけは”の考えは過去の物になって行ってほしいものです。
　地震、台風、大雨、洪水あらゆる天変地異が万遍なく日本にもたらされていますが、一義的には国の責任で毎度毎度何百人もの方がなくなる事が無いように(ある意味人災のような気がします）財務省も予算を組んで防災対策、工事を行うことが必至ですが、個人的には、”自分だけは大丈夫”ではなく、お互いがお互いの事に関心を持って生きて行くように　というメッセージがもたらされているのかなと感じるこの頃です。

コメント