第2の人生から後半戦へ
2018.12.24
カテゴリ：オーナー通信
第2の人生から後半戦へ
オーナー通信 No.35
現在 桃華では74歳から101歳の方43名様をお預かりしております（平均年齢87.6歳）。対応するスタッフは32歳から83歳、総勢15名(平均年齢57.3歳）。人生50年と言われた時代はいつの頃だったでしょうか、サザエさんの磯野家はお父さんが60歳前で現役で働いている設定だと思いますが、今の時代では70歳くらいの風情に見えます。ご利用者様の様子を見る限り80～90歳は普通に生活することが当たり前の感じがしますし、私自身55歳で前職からこちらを手伝うことになり現在に至っておりますが、90歳まで生きるとしてもこの仕事を30年近く経験することとなります。一つの仕事を一生続けることも大切と思いますが、この人生で別の仕事の経験を積めるというのも2度オイシイ感じがして、ありがたく毎日を送らせてもらっております。
定年後の第2の人生を悠々自適に暮らすというのも一つの選択肢かと思いますが、定年後も30～40年くらいの長さがあるとすると、人生を前半と後半に分け別の世界を経験するということも、長寿時代には可能なのではないでしょうか。前半は生活の為に必死さが伴っている感がありますが、後半は自分の興味なり、趣味なり、楽しみなりを生かして仕事が出来て皆様に喜んでもらえれば、それはそれで幸せかと思います。私自身はもう一つ細かく人生3分割と考えておりまして、30歳までは経済的にも環境的にも自分の人生の基盤作りに使い、60歳までは家族形成を含めた人間的な広がり作り、最後の30年はこの経験をさせてもらった全ての事に対し感謝の恩返しに使いたいと思っております、まあなかなか思うようにはいかない毎日ですが、、、でも、だから面白い、今日もまた新たな経験を積みに出かけます。
